養生の心構え

      
        
B型肝炎 C型肝炎を改善する日常生活の過ごし方。
●上手に休む
日本人は基本的にまじめで、退院して職場復帰したら前と同じように無理し
て働いたり、あるいは経営者やフリーランスの仕事をしている人では、通院
しながら無理に無理を重ねたりということが少なくありません。確かに、肝
臓は"沈黙の臓器"と呼ばれるだけあって、少々のことでは音を上げずに働
いてくれるタフな臓器です。しかし、いったん壊れはじめると、ストップをかけ
るのは大変困難です。こうした日本人の民族性と肝臓の許容量を考え合わ
せると、しっかり休むということより、日常生活の中で上手に休息をとること

が重要な課題になってきます。上手な休み方とは、一言で言うと「疲れたら
休もう」という姿勢を持つことです。仕事が終わったら帰宅して休む、休日は
ゆっくり休む、疲れたと思ったら休む、睡眠時問を確保して体を休める……
当たり前のことなのですが、この簡単なことがなかなかできません。づい無
理をするのが働きバチの習性です。しかし、長く肝臓の痛気と付き合ってい
くには、この方法が最善なのです。自らの体と向き合い、病状を常に冷静に
把握して、いたわるなど、発想の転換をすることが必要です。

●食休み
昔はよく、食後に寝ころんでいると、「ウシになるよ」と言われたものです。し
かし、本当はウシになるどころか、肝臓にとっては食後の休憩は非常に大
切なものです、というのは、物を食べると、食べたものは胃腸で消化・吸収
され、体内で栄養として使いやすい形に作り替えるために肝臓に運ばれて
きます。このような理由で、食後の肝臓は忙しく働かなくてはなりませんの
で、それを助け、かつできるだけ肝臓にかかる負担を軽くするためには、体
を横にして、できるだけ多くの血液が流れ込むようにしてやることが大事な
のです。

▼食後測分から1時間は横になって休みましょう。それができない状況な
ら、せめて椅子にゆったりと腰掛けて、足を他の椅子に乗せて休むだけでも
肝臓への血液量が増加しますので、このスタイルで15分でも良いので休み
ましょう。

●ちょっとごろ寝のススメ
門脈から肝臓に揺れ込む血液は、姿勢によって入り込む量がちがいます。
肝臓に流れ込む血液量は、横になっているときが最大で、立っているときは
横になっているときの70%〜80%に減ることがわかっています。もちろん、
歩いたり走ったりなど、体を動かすとさらに流れ込む血液量は減り、横にな
っているときの20〜30%になります。肝臓に障害があるときは、なるべく横
になったほうがよいというのは、墳になって、できるだけ多くの血液、つまり
栄養分と酸素を大量に送り込もうという意味なのです。会社に勤めながら自

宅療養をしている人の場合、疲れたからといってそう簡単に横になれる場所
はないでしょう。しかし、会社に事情をきちんと話して理解してもらい、保健室
や応接間のソファなどで、ちょっと横になる時間を作ってみてはどうでしょう。
また、少し早目に家を出て、始業前に少し休んだり、退社前に少し休んでか
ら帰宅するのもよいでしょう。ほんのわずかな時間ですが、疲れがぐんとち
がいますし、通勤や帰宅ラッシュも多少は彦和し、座って行くことができ、
疲労を避けることができます。
       参考書籍:医学博士・中浜 力監修/7割改善治す肝臓病/医師も注目するシイタケ菌糸体エキス






Copyright(C) 2002 hikarikenkoushop All rights reserved.