●合併症に注意が必要
当たり前のことですが、肝臓病にかかって1いる場合、肝臓の検査は定期的
に行われます。ところが肝臓に気をとられるあまり、全身の定期健康診断を
行うのを忘れる場合が多々あります。しかし、年に一皮は、全身をチェックす
る検査を必ず受けるようにしてください。というのは、慢性肝炎や肝硬変など
、慢性の肝臓病を抱えている人は合併症がでやすいからです。中でも、糖
尿病にかかる人が多いのです。糖尿病というのは、口から摂った栄養がブ
ドウ糖に変化して、エネルギーとして使われたり、蓄積されたりする際に、
膵臓から分泌されるインシュリンというホルモンが不十分だったり、初めから
働きが弱かったりして、その結果血液内に糖がたまって血糖値が上がる病
気です。肝臓がこの病気と問わりがあるのは、腸管から吸収されたブドウ糖
が肝臓でグリコーゲンとなって蓄えられ、必要に応じてグリコーゲンをブドウ
糖に分解して血中に放出するという働きがあるからで、肝臓が悪くなると必
捻的にこうした働きも低下するため、血中のブドウ糖の値が高くなってしまう
わけです。また、理由は明らかにされていませんが、食道静脈痛、胃潰瘍や
十二指腸潰瘍、ガンなどもできやすくなります。このような合併症が出てくる
可能性が高いので、年に一度の全身のチェックが非常に大切なのです。 | |