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●肝硬変の場合
肝硬変の生活のポイントは、線維化してしまった肝臓の範囲を広げないこと
が最重要です。悪化を防ぐには@肝臓の血流を確保する (墳になって安
静にする)A肝臓にバランス良く栄養を与える (タンパク質や塩分に注意
し、便通を良くする)H免疫力を高める (風邪などで肝臓に負担がかかる
余計な薬を飲まないようにする) などです。また、代償期と非代償期でも
多少違いがあります。代償期では主治医指導のもと普通の生活で構いま
せん。ただし、無理は禁物です。肉体労働は避け、運動も1日測分くらいの
散歩を2回、少し汗をかく程度を目安としてください。非代償期で、黄痘や腹
水などの症状が現れたら、治療第一です。常に安静にする心構えをしてくだ
さい。仕事をする場合も比較的軽いデスクワーク以外は避けるべきです。
●合併症がある場合
○糖尿病がある場合
肝臓病ではタンパク質をしっかり摂らなくてはならないので、食事制限のあ
る糖尿病食に合わせるのはなかなか難しいものがあります。しかし、軽け
れば、血糖値をコントロールしながら、肝臓病にあわせた食事療法で良い
でしょう。もうひとつ大切なことは運動です。毎日一定の運動量を保つことが
糖尿病治療には大事なのですが、肝臓の状態によっては運動できないこと
もあります。肝機能をチェックしながら、医師と相談して、食事と運動のバラ
ンスを取ってください。
○高血圧や心臓病がある場合
高血圧の元凶は塩分の摂りすぎで、悪化させる要因は肥満です。心臓病
の場合も、塩分は悪化させる要因のひとつですし、肥り過ぎは心臓に負担
をかけます。いずれの場合も、食事は塩分を控えること、肥満解消すること
が第一です。また、血液をサラサラにするために煙草も控えましょう。熱い
湯は、脳卒中や心筋梗塞のひき金を引くことがありますので、入浴する場
合はぬるめの湯にゆっくり。心臓病の人の場合は、肩までつからないことを
心がけてください。
○腎腫病がある場合
腎臓の大敵である塩分を控えることが第一です。また、悪化させる大きな
要因である風邪をひかないように気をつけなくてはなりません。前述したよう
に、肝臓病にとっても風邪は禁物です。
○胃・十二指腸漬痛がある場合
いずれの病気もストレスが一番こたえます。ストレスをためないようにするこ
とが大事です。ゆっくり入浴したり、軽い運動をしたり、音楽を問いたり、リラ
ックスする方法を工夫しましょう。また、食事はよく噛んで、ゆっくり時間をか
けて食べる、胃や十二指腸に負担をかける辛いものやコーヒーなどの刺激
物、煙草を控えることも大事です。 |