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自然治癒力ヘの期待
現在の医療は、いわゆる西洋医学が主流であり、私自身その臨床医学を
主体に診療にあたってきました。そして、その治療方針の元で数多くの患
者さんが良くなっていかれましたが、その一方で、残念ながら完全な治癒
が望めず、長い年月病気に苦しまれている患者さんがおられるのも事実で
す。もし、そのような患者さんの病態に寄与する副作用のない新しい治療
法があれば、例え理論の裏付けがまだ取れていなくても、医師は迷わず患
者さんにその治療法を紹介するでしょう。アメリカでは1994年に「栄養補助
食品教育法案」が設立し、薬と食品の間にニュートラステイカル (中間自
然食品)というカテゴリーが認められており、その後の全米での栄養補助
食品の売上は、年間1兆3500億円に増加しています。その理由には、アメ
リカの医療費が高いことも影響していると思われますが、やはり合理的思
考のアメリカ人も自然の治癒力に期待を寄せている結果ではないでしょう
か。本書では、シイタケ菌糸体から作られた「L・E・M」が紹介されています
が、私のガンやC型肝炎の患者さんを対象とした臨床研究でも、「L・E・M」
は予想以上の効果を上げ、患者さん自身もそれを認めています。また免疫
学的な検討でも、「L・E・M」 は確実にヒト免疫力を高めており、これは
「L・E・M」が、ひとつのBRM(Biological Response
Modifier:生物学的応答物
質)であると評価できる根拠でもあります。自然界には、まだまだ未知の治
癒力を有する物質があると想定されますが、その一つとして 「L・E・M」が
病気に悩む方の一助になれば幸いです。 |